・彼は着るものには無頓着だ
・細かいことには頓着しない人
以前、「頓服」で取り上げたことがある「頓」ですが、
また発見がありました。
「頓」の主な意味は、
1、にわかに。急に
頓挫、頓死、頓智、頓才、頓狂
2、にぶいこと。とんま
頓馬
「頓」の意味に「とんま」がまずあった私は、頓の熟語を正しく理解していませんでした。
「頓狂」もトンマでおかしい行動と思っていました。
正しい意味は、
だしぬけに調子はずれの言動をすること。
こうしてみると、
「頓」はほとんど“急に”という意味の言葉で使われています。
その中で「頓着」は、どうして“深く心にかけること”になるのか不可解です。
ネットで探してみると、見つかりました。
「頓着」は、仏教語「貪著」(とんじゃく)から転じたようです。
「貪著」
むさぼり求めること。また、深く心にかけること。
「貪著」はやがて「頓着」とも書かれるようになり、“物事を気にすること”という一般的な意味でも使われるようになりました。
読み方は「とんちゃく」のほうが優勢のようです。
また、
・最近、とみに視力が落ちてきた
・塾に通うようになって、とみに実力がついてきた
などと言う「とみに」は、「頓に」と書きます。
「頓に」(とみに)
急に。にわかに。
これは、
とんに → とにに → とみに
と変化したようです。
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