2010年06月20日

雨のいろいろ

梅雨入りして湿りがちな今日この頃、
「雨」を取り上げてみました。

「雨」は「あめ」と「あま」で読み方に悩むことがあります。
雨空・雨垂れ・雨音・雨水・雨漏り・雨露・
雨傘・雨靴・雨具・雨戸・雨樋・
雨宿り・雨乞い・雨ざらし・雨間・
などは「あま」です。
「雨間」(あまあい)は、あめがやんでいる間のことです。

雨模様・雨上がり・雨脚・雨粒・雨染み・
などは「あめ」「あま」両方の言い方があります。

「雨模様」は、
本来の意味は“雨が降りそうなようす”ですが、
近年は、
“雨が降っているらしいようす(推測)”
“現に雨が降っている”時にも使われています。

雨を表現する語は多いですね。
季節ごとに、
「春雨」(はるさめ)---春の雨
「秋雨」(あきさめ)---秋の雨
「時雨」(しぐれ)---秋から冬の雨
「冷雨」(れいう)「冬時雨」(ふゆしぐれ)---冬の雨
「五月雨」(さみだれ)---梅雨時の雨
「喜雨」(きう)---夏の土用の頃、日照りが続いているときに降る雨。
「麦雨」(ばくう)---麦の実る頃降る雨。五月雨。

雨の名前も実にたくさんあります。
「小糠雨」(こぬかあめ)
非常に細かい雨。ぬか雨。細雨。

「驟雨」(しゅうう)
急に降り出してまもなくやんでしまう雨。
にわか雨・村雨(むらさめ)とも言う。

「宿雨」(しゅくう)
1、連日降りつづく雨。ながあめ。
2、前夜からの雨。

「瑞雨」(ずいう)
穀物の生長を促す喜ばしい雨。慈雨。

四文字熟語には、
・晴耕雨読(せいこううどく)
晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書をすること。
悠々自適の生活を送ることをいう。

・櫛風沐雨(しっぷうもくう)
風に櫛(くしけず)り、雨に沐(かみあら)う意。
さまざまな苦労をすることのたとえ。

・五風十雨(ごふうじゅうう)
5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降る意から、
1、天気が順調で、農作のために都合がよいこと。
2、世の中が安泰であること。

他にも、
・雨降って地固まる

・雨垂れ石を穿つ(うがつ)
小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功する。

・雨後の筍
雨が降ったあと、たけのこが次々に出てくるところから、
物事が相次いで現れることのたとえ。

・干天の慈雨(かんてんのじう)
日照り続きのときに降る恵みの雨。
待ち望むものが叶えられること。
また、困っているときにさしのべられる救いの手。





posted by 空凛 at 21:28| Comment(7) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする