2017年09月05日

二毛作(にもうさく)

同じ耕地で1年に2度、別種の農作物を栽培すること。

鎌倉時代、牛馬の糞を肥料にして、土地の生産力が上がったことから始まりました。
米と麦の二毛作でした。
学校で習いましたね。
「二期作」は同一の耕地に同じ作物を年に2回栽培すること。
いまされながらこの「毛」が気になりました。

「毛」ケ
1、毛 
2、細いもの。ごくわずかなこと。
3、作物。特に稲の穂の実り。

少数の単位では、割・分・里・毛・糸・・・
4番目に出てきます。

「作毛」(さくもう/さくげ)
稲や麦など、田畑からの収穫物。その実りぐあい。

「不毛」(ふもう)
1、土地がやせていて作物や草木が育たないこと。
2、なんの進歩も成果も得られないこと。

「和毛」(にこげ)・ 「旋毛」(つむじ)は読めませんでした。

「毟る」(むしる)
日本で作られた国字です。
意味はそのものズバリ“毛をむしりとって少なくする”
薄毛の人には目に突き刺さる漢字にちがいありません。
ほとんど目にすることがなくて何よりです。

「毛の生えたよう」という表現があります。
多少上まわっているが、大しては変わらないたとえ。

・素人に毛の生えた程度
・家庭用に毛の生えたような製品
・社会人と言っても学生に毛の生えたようなもの
・ボートに毛の生えたような船

「食」も古語では「け」と読みました。

「御食」(みけ)
神または天皇にさし上げる食料の尊敬語。

「朝餉」(あさげ)・「夕餉」(ゆうげ)

「餉」 (かれいい)
食事。食事する程度の短い時間。

「かれいい」は「乾飯」で、
炊いた飯を干した携帯用の食料。
乾飯(ほしい/ほしいい/かれい)ともいいます。

「朝ごはん」の意で、「朝餐」(ちょうさん)という語もありました。
そういえば「晩餐」がありました。

「晩餐」(ばんさん)
ごちそうの出る夕食。また、客を招いてもてなす夕食。

「餐」には“ごちそう”のイメージがありましたが、
意味は、のむ。くう。食べもの。ごちそう。
ごちそうに限定されていません。
「朝餐」は単に“朝食”の意です。



posted by 空凛 at 10:37| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする