2017年09月07日

酩酊

ひどく酒に酔うこと。

「酩」も「酊」も“ひどく酔う”意です。
医学的には急性アルコール中毒をさしますので、けっこう危ない状態をいうのですね。
同じ酔っ払いでも「泥酔」は、へべれけ・べろべろ・べろんべろんといった、だらしなく伸びているイメージです。

飲み過ぎを意味する語を拾ってみました。

「狂酔」(きょうすい)
ひどく酒に酔うこと。酒に酔って乱れること。

「酔漢」(すいかん)
ひどく酒に酔った男。よっぱらい。

「酔態」(すいたい)
酒に酔っぱらった姿。

「宿酔」(しゅくすい)
二日酔い

「乱酔/爛酔」(らんすい)
泥酔

「酔余」(すいよ)
酒に酔ったうえでのこと。酔ったあげく。

「酩」も「酊」も熟語は他に見られず、ほぼ酩酊だけのための漢字になっています。
部首「酉」は「とりへん」「ひよみのとり」といいますが、鳥とは関係ありません。
たまたま「酉」が十二支で「とり」と読むことからです。
「酉」は元はお酒をいれる容器を表す象形文字でした。
そのため「酉」が付く漢字は、お酒にまつわるものが多いのです。
酒・酌・酔・酵・酢・醤・醒・・・

ところでビールは大量に飲めるのに、なぜお水はそんなに飲めないのでしょう。
それは水は胃ではそれほど吸収されず、ほとんどが腸で吸収されるうえ、吸収スピードも遅いため、行き場のなくなった水は胃の中にたまり、腹がふくれて飲めなくなるためです。
これに対してビールは、アルコール分が胃や腸で吸収されるとき、同時に水分も吸収されてどんどん排泄されます。




posted by 空凛 at 08:30| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする