「立てる」が常用漢字で、「点てる」は常用外となっています。
でも、
抹茶をたてることを「点茶」(てんちゃ)と言います。
さらに「立茶/点茶」(たてちゃ)という言い方もあります。
茶碗に入れた抹茶に湯を注ぎ、茶筅(ちやせん)で攪拌して泡立てること。
泡立てることから「立茶」なんでしょうね。
それでは、
「点」は?
「点」は、本来“小さい黒いしるし”という意を表しています。
・点灯(灯火をつける)
・点眼(目薬をさす)
・点滴(わずかずつ滴らせる)
・点心(簡単な食事)
これらの言葉には、「少量」の意味合いが含まれています。
「点茶」も、器に少量だけ茶を作ることからいえば、
「茶を入れる」のではなく「茶を点てる」という表現になるわけです。
「立」と「点」の勢力が五分五分の感じです。
ところで、
「点前」は、「たてまえ」と読みます。
茶道で、手前のこと。
それでは、
「手前」(てまえ)とは、
茶をたてたり、香を(た)いたりする作法。所作。
でも、
「点前畳」は「てまえだたみ」と読みます。
こんがらがってしまいそうです。
2008年07月26日
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