2010年05月02日

口利き(くちきき)

1、間に立って紹介や世話をすること。また、その人。
2、交渉や談判などのうまい人。
紛争の仲裁などに幅を利かせている人。
3、弁舌が巧みなこと。口巧者(くちごうしゃ)。

「口利き」と言えば、仲介のことだと思っていましたが、
“弁舌が巧みな人”の意味もありました。
Webには「口利き汚職」なる表現も見られ、政治家の「口利き」問題が目に付きました。
確かに、「口利き」には裏工作的なイメージが付いてしまった感もありますね。

「利」は、
穀物を鋭い刃物で収穫することで、
“するどい”意と、
刈り取ったものから“もうけ”の意が生じました。
リ・き-く
1、するどい。
2、うまくいく、都合がよい。
3、もうけ。
4、効き目がある。

利益・利権・薄利・暴利・利子・利札・
金利・利潤・利殖・利息・複利・単利・
こういった「利」は周りにあふれていますが、
“するどい”という意味には目を向けていませんでした。
「鋭利」は「鋭」「利」とも“するどい”意なのでした。
対語は「鈍」。
「文明の利器」という時の「利器」は、
“便利な機器”という意味ですが、
“よくきれる刃物”という意味もあります。
対語は「鈍器」
「利刀」(りとう)は、“よくきれる刀”

「利発」(りはつ)は、
1、賢いこと。頭の回転の速いこと。
2、役に立つこと。有益なさま。
「利発」は「利口発明」を縮めたものだそうです。
それぞれの熟語を見ると、
「利口」(りこう)
1、頭がよいこと。賢いこと。
2、要領よく抜け目のないこと。
3、口先のうまいこと。
「利口」って、100%誉め言葉ってわけではないですね。

「発明」(はつめい)
1、今までなかったものを新たに考え出すこと。
2、物事の道理や意味を明らかにすること。
1、賢いこと。(名・形容動詞)

「目利き」(めきき)は、
器物・刀剣・書画などの真偽・良否について鑑定すること。
その能力を備えた人。

「耳利き」(みみきき)なる語までありました。
うわさや秘密などを、いち早く聞き出したり探り出したりすること。

・利き腕・利き目・利き足
・気が利く
・鼻が利く
・目が利く
・顔が利く
それでは、
「幅が利く」(はばがきく)とは、
勢力や発言力がある。はぶりがよい。
「幅利き」(はばきき)という語もあります。

顔や幅が利く人が口を利くと圧になるわけですね。




posted by 空凛 at 22:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

こんな時だからこそ、生きてる内に思いっきり楽しんでおきたい…
不謹慎なんて言うなよな!いっちまったら何もできないんだから…(´・ω・`)
http://v2sn4bb.glinds.info/
Posted by 備えあれば憂いナシ!! at 2011年03月21日 22:36
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