2010年05月31日

備考欄(びこうらん)

いろんな書類に「備考欄」というのがあり、よく目にしますが、今までなんとなく“項目にないその他のことを書く欄”という認識でやりすごしていました。

「備考」(びこう)
参考のために付記すること。また、その事柄・記事。

他にも書類でよく見る語を確認してみました。

「摘要」(てきよう)
重要な箇所を抜き書きすること。また、その抜き書きしたもの。
「摘記」(てっき)
「摘録」(てきろく)
「撮要」(さつよう)
も同じ意味です。

「摘」
テキ・つま-む
1、指先でつまんで取る
2、かいつまんで選び出す
3、悪事をあばきだす

「注記/註記」(ちゅうき)
1、本文の意味を理解させるために注を書き加えること。また、その注。
「注釈」「補注」とも言います。
2、物事を記録すること。また、その記録。

「脚注」(きゃくちゅう)
ページの下部、本文の枠外に表記される短文。
用語の注釈や、補足説明などを記述する。

「脚注」に対して「頭注」(とうちゅう)「冠注」(かんちゅう)という語があります。
また、
「傍注」(ぼうちゅう)は、
本文のわきに書き添えた注釈。

「付記」
本文に付け加えて書きしるすこと。また、その部分。

「追記」
あとからさらに書き足すこと。また、その文章。

いろんな言葉がありますね。

話しはそれますが、
「覚書」(おぼえがき)が気になりました。
1、忘れないように書き留めておくこと。また、その文書。メモ。備忘録。
2、条約に付帯した、あて名も署名もない略式の外交文書。
条約の解釈・補足、また、自国の希望・意見を述べたもの。
外交使節の署名のあるものは正式な外交文書となる。了解覚書。
3、契約をする者同士が交わす、契約の補足や解釈などを記した文書。

「覚書」と言った場合、
“備忘録”“外交文書”“契約文書”といった3つの意味がありました。
1つめの意味ですが、
いまどき「覚書」「備忘録」を口にする人も稀で、すっかり「メモ」に取って代わりました。
3つめの意味では、
「覚書」と「契約書」の違いは?
といった疑問がWeb上に多数見られました。
「覚書」とは、
契約書の内容を補足する内容を書面にしたもので、補足用契約書と考えられます。
契約書と同等の法律的効果をもちます。
尚、収入印紙の貼付は税法上の問題にすぎず、印紙が貼ってなくても法律的には全く問題なく有効とのことです。




posted by 空凛 at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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