2017年08月09日

世界のことわざ

「誰も知らない世界のことわざ」ella francess sanders 著
魅力的なイラスト付きの絵本のような本です。
世界中から拾ってきた風変わりなことわざが51語。
その中から8語を紹介します。
まず、どんなことわざなのか想像をめぐらせてみて下さい。
答えはずっと後に↓あります。

(1)ザワークラウトの中で自転車をこぐ
<フランス>
ザワークラウト (Sauerkraut) とは、
ドイツにおけるキャベツの漬物。
原義は“すっぱいキャベツ”
酢漬けではなく、乳酸発酵によるものです。

(2)カラスが飛び立ち、ナシが落ちる。
= カラス飛んで梨が落ちる
<韓国>
カラスは悪の使者?
なんだかいわくありげなストーリーを想像しますね。

(3)彼の鼻は雲をつきやぶっている
<セルビア>
これは素直に絵を思い浮かべればOK。

(4)PとQに気をつけて
<イギリス>
小文字のpとqは似てますね。

(5)エビサンドに乗ってすべっていく
<スウェーデン>
エビサンドの意味することは?

(6)テーブルクロスには小さすぎ ナプキンには大きすぎる
<オランダ>
「帯に短し たすきに長し」的なこと?

(7)オオカミの口の中へ!
<イタリア>
恐ろしい物に立ち向かっていく姿?

(8)私のサーカスではないし、私の猿でもない。
<ポーランド>
何か突き放した感じがします。


答え >>>>>>>>> 先に見ないでね

A1>> キャベツと自転車
由来は初期のツールドフランス。
脱落した人や時間内に走り終えられない人を乗せる車に
しばしばザワークラフトの広告板があったため。

A2>> カラスと梨
カラスと梨の落下が関連ありそうに思われがちですが、
「関係のないことが同時に起きること」を意味します。
転じて“思わぬ疑いをかけられること”
起こりがちなことかもしれません。
同じ意味ではありませんが、
「瓜田李下」(かでんりか)という語が頭に浮かびました。
瓜畑で履物を履きなおすと瓜を盗むと疑われ、
また李(スモモ)の木の下で冠をかぶりなおすと李を盗むと疑われるという意から、
人に疑われるような言動は慎まなければいけないというたとえ。

A3>> 雲の上の鼻
“舞い上がっていて、うぬぼれている”という意。

A4>> PとQ
“言動に注意しなさい”という意味。
由来は諸説あるようですが、その1つが初期の活版印刷。
左右反転している文字を組み合わせて版を作っていたため、小文字のpとqはよく間違えられました。
版を組む人に対して注意を払うようにと言ったことから。

A5>> エビサンド
エビサンドは代々受け継がれてきた富の象徴で、働かずに安楽に暮らしていることを意味します。
また、その富にあまりふさわしくない、という皮肉が込められています。
「銀の匙をくわえて生まれてきた」という諺が似ていますね。

A6>> テーブルクロス
中途半端でどうしようもない様子を表現したもの。
日常のあらゆる場面で使われるようです。

A7>> 狼
Good luck!/検討を祈るよ!/がんばって!のイタリア語版です。
武者震いしている挑戦者への声援ですね。

A8>> サーカス
“私の問題ではない”という意味で、聞く耳を持たない相手に「話してもしかたがない」と言いたい時に使います。
「それは私のサーカスでなないし・・好きにしたらいい」
冷ややかに突き放す図。
posted by 空凛 at 08:21| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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