2017年09月11日

淘げる(よなげる)

1、米を水に入れてゆすってとぐ。
2、細かい物を水中でふるい分ける。
3、より分けて悪いものを捨てる。

読めませんでした。
耳にした記憶もありませんが、地方のご高齢の方はご存じかもしれません。
竹製のザルで穀物を振るいにかけていた時代の言葉です。
竹で編んだザルのような物を「箕」(み)といいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%95

「淘金」(ゆりがね)という語もありました。
土砂にまじっている砂金を水中で揺すって選び分けること。
またその砂金。
金山のあった佐渡辺りにはこういう語が残っているのでしょうか。

「淘汰」の「汰」も
“水の中で洗って選び分ける”意。
転じて不要なものを除き、良い物を残す意に。

「淘汰」(とうた)
1、より分けて不用・不適なものをとり除くこと。
2、生物のうち、環境や条件に適応できないものが滅び、 適応するものだけが残ること。

私の頭には“自然淘汰”としての「淘汰」だけでした。
今はしっかりザルでこすイメージも入りました。

「揺る/淘る/汰る」と書いて「ゆる」と読みます。
水中などで、ゆさぶりながら選別すること。

「米をとぐ」といいますが、なぜ「研ぐ/磨ぐ」なのか?

「研ぐ/磨ぐ」(とぐ)
1、刃物を砥石や皮でこすってよく切れるようにする。
2、米などを水の中でこするようにして洗う。
3、みがいてつやを出したり、汚れを取ったりする。

現在は精米技術がよくなって、米はさっとすすぐ程度ですみますが、30〜40年くらい前までは米の糠が残っていたため、手の平を使ってお米同士を強くこすり合わせるようにして、「研ぐ」ように洗いました。
子供の頃、水が冷たくてしゃもじで米を洗ったら、母に横着者と言われました。
今でもお米はしゃもじでかき回して洗っています。
ちなみに、「濯ぐ」の読みは3つあります。
「すすぐ」「そそぐ」「ゆすぐ」



posted by 空凛 at 08:49| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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