2017年09月14日

蹲踞/蹲居(そんきょ)

1、うずくまること。しゃがむこと。
2、人が通行するとき、両ひざを折ってうずくまり、 頭を垂れて行う礼。
3、相撲や剣道で、つま先立ちで深く腰を下ろし、 十分ひざを開き、上体を正した礼の姿勢。

知らない語でした。
これヒップアップの体操を探していて拾ったんですよ。
お相撲さんの基本姿勢がお尻にいいらしいです。
やってみると足はそんなに開かないし、つま先でバランスとるのは難しくてグラグラします。

画数の多い漢字は難解に見えてしまいますが、どんな意味があるのでしょう。
「蹲」ソン・シュン・うずくま-る
1、うずくまる。しゃがむ。
2、平伏する。ひれふす。

「蹲」は「つくばい」とも読みます。
茶道に登場する手水鉢(ちょうずばち)のことです。
突(つ)き這(は)うから。
手を洗う時 つくばう(しゃがむ)ことから、「蹲う」(つくばう)。

「踞」キョ・コ・うずくま-る
1、しゃがむ。うずくまる。
2、おごりたかぶる。

「蹲」「踞」ともに “しゃがむ” 意なんですね。
「うずくまる」は「蹲る/踞る」両方の漢字が当てられています。
意味は、
1、からだを丸くしてしゃがみ込む。
2、しゃがんで礼をする。

「うずくまる」には
単に “しゃがむ” 以上の意味を感じていたので、ちょっと疑問がわきました。

「しゃがむ」
ひざを曲げ、腰を落として姿勢を低くする。
漢字は当てられていません。

それでは「うずくまる」と「しゃがむ」の違いは?
このQ&AもWebにありました。
* * * *
しゃがむ-----下半身だけ畳む
うずくまる---下半身も上半身も畳む
* * * *
しゃがむ----たんに身体の状態
うずくまる--痛いとか悲しいとかで、あるいは何かの要因でじっと動かない状態。
* * * *
私も「うずくまる」には良くない状況を思い浮かべます。

「かがむ」とうい語もありますね。
腰を低くしながら前傾姿勢をとること。漢字は「屈む」です。
「屈む」は膝を折り曲げません。

「蟠踞」(ばんきょ)
1、広く根をはって動かないこと。 また、とぐろをまいて動かないこと。
2、広い土地に勢力を張って、そこを動かないこと。

「蟠」バン・ハン・わだかま-る
1、わだかまる。とぐろを巻く
2、めぐる。ぐるぐると平面をまわる。

「わだかまる」の漢字が「蟠」なんですね。初めて見た気がします。

「わだかまり」
心の中につっかえたようになって、たまっている感情。
「蟠」の原意を知ると、
不平・不安がとぐろを巻いて心の中に居座っている絵が浮かびます。
これは早いこと振り払わなきゃ。




posted by 空凛 at 13:12| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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