2017年12月24日

洒落

「洒落」には、
「しゃれ」と「しゃらく」があります。

「洒落」(しゃれ)
動詞「しゃれる」の連用形から。
「洒落」は当て字。
1、気のきいたようす
2、身なりをかざること。おしゃれ。
3、言葉のしゃれ

「洒落」(しゃらく)
心がさっぱりとしてわだかまりがないこと。

「洒落」の語源は、
「晒れ」(され)・「戯れ」(され)が転じたものとされています。
「晒る」は、風雨や日光にさらされて白っぽくなる意。
「戯る」は、“たわむれる” 意。

室町時代以降に「され」が「しゃれ」となり、
漢語の「洒落」(しゃらく)が意味も音も似ていたため、
江戸時代前期頃から、
「しゃれ」の当て字として使われるようになりました。

「洒」
呉音:サイ・シャ・セ
漢音:サ・サイ・セイ
旁の「西」は 木を組み合わせたざる状のものを表す象形文字。
1、あらう
2、そそぐ
3、すっきりした

「洒脱」(しゃだつ)
俗気がなく、さっぱりしていること。
あかぬけしていること。

「洒々落々」(しゃしゃらくらく)
さっぱりとして物事にとらわれないさま。

「軽妙洒脱」(けいみょうしゃだつ)
会話や文章などが、軽やかで洗練されていること。

「洒落臭い」(しゃらくさい)
しゃれたまねをする。小生意気だ。

時代劇の「しゃらくせぇ!」っていう捨て台詞が、
個人的には、いなせで好きです。


最後に、洒落言葉をいくつか紹介します。

「冬の蛙」(寒蛙 かん-カエル)-- 考える=NO
「急な夕立」(傘がない)-- 貸さない
「金槌の川流れ」-- 頭が上がらぬ
「植木屋の庭」(木が多い)-- 気が多い
「うどん屋の釜」(湯ばかり)-- 言うばかり
「芸者の羽織」(紋なし)-- 文無し
「材木屋の泥棒」(木盗る)-- きどっている
「魚屋のゴミ箱」(アラ溜まっている)-- 改まっている
「塗り箸にとろろ」(一向にかからん)-- だまされない
「餅のない汁粉」(餡汁)-- 案じるばかり
「屋台の提灯」(ぶらぶらしている)-- 働かない
「夜明けの幽霊」-- いつの間にやら立ち消えや




posted by 空凛 at 09:20| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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