2017年12月27日

政治スローガンとして使われた四字熟語

2014年12月18日の日経で、
今年を表す創作四字熟語というのがありました。

●青光褒祝
“成功報酬” をもじった青色LEDのノーベル賞

●蚊無安全
“家内安全” をもじったデング熱

私はサラリーマン川柳が悲哀を含んだ笑いで好きなのですが、
創作四字熟語も皮肉やユーモアがギュと込められて面白そうです。

四字熟語といえば、日経の春秋に、
政治スローガンとして利用された四字熟語が紹介されていました。
知らない語もあって書き留めていました。
江戸末期から大戦を経て平成まで、おおよその時代順に並べてみました。

武力討幕、尊王攘夷、大政奉還、公武合体、廃藩置県
天賦人権、文明開化、自由民権、富国強兵、殖産興業
三国同盟、億兆一心、万世一系
五族協和、国体明徴、滅私奉公
鬼畜米英、一死報国、七生報国、八紘一宇
安保反対、所得倍増、列島改革、経済大国
政権交代、成長戦略、岩盤規制、構造改革

「五族協和」(ごぞくきょうわ)
満州国の民族政策の標語。
満州族・大和族・漢族・モンゴル族・朝鮮族の五民族が協調して暮らせる国を目指した。

「八紘一宇」(はっこういちう)
全世界を一つにまとめて、一家のように和合させること。
第二次大戦のとき日本が国家の理念として打ち出し、
海外進出を正当化するスローガンとして用いた。
「八紘」は天地の八方の隅、地の果てまでの意。
「宇」は家の意。

「一死報国」(いっしほうこく)
一命を捨てて国のために尽くすこと。

「七生報国」(しちしょうほうこく)
例え死んだとしても、七度生き返って国のために報いること。

私は「滅私奉公」を勘違いしていて、
「丁稚奉公」のような “無給で奉公すること” と思っていました。
「滅私奉公」の正しい意味は、
私利私欲を捨てて社会や国家などの公のために尽くすこと。

もうすぐ「千兆返済」なんてスローガンが出てこないでしょうか。





posted by 空凛 at 08:32| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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