2018年01月11日

「社員」と「使用人」

決算書に「使用人」とあって、違和感を感じました。
私の中では「主」(あるじ)に対する「使用人」というイメージがあったからです。
「社員」「従業員」「使用人」「職員」
どのように使い分けられているのでしょう。

まず、法律用語と日常で使われる一般用語では違うということ。
会社法・商法で使われる法律用語は、
「取締役」「支配人」「使用人」「社員」「株主」です。

●社員(しゃいん)
* 法律用語としての「社員」は “社団法人の構成員” を意味し、
株式会社の社員を「株主」と言います。
* 一般的な用法では 会社の “従業員” のこと。 (公文書では使用されない)

法律用語で “会社に勤めている人” という意味の語は、
「使用人」「労働者」「被用者」「非雇用者」

基本的に、会社の使用人とは会社の指揮命令に服し、
会社と雇用関係がある者をいいます。
会社の一般従業員も「使用人」となります。
取締役、監査役は会社の「役員」と呼ばれ、
使用人とは別の立場になります。
管理職以上の立場でも、取締役等の役員でなければ、
使用人の立場になります。

顧問やコンサルタントは、
会社と委任契約の立場になると考えられますので、
使用人とは言えません。
支店長は多くの場合「支配人」ですが、
「使用人」に過ぎない場合もあり得ます。

一般的には、正社員を「社員」、
パートなどの非正規社員を含めて「従業員」と使われています。

●職員(しょくいん)
労働者のうち、会社組織以外の法人や団体、国や地方公共団体などに雇用される者を指します。
基本的には営利の追求を第一とせず、
公共的な性格の強い職業に従事する者のことをいうことが多いようです。





posted by 空凛 at 10:19| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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