2019年09月01日

恬として(てんとして)

平気でいるさま。何も気にしないさま。平然。

・恬として動じない
・恬として恥じない
・恬として顧みない

言葉としては聞き知っていましたが、
「恬」という漢字は知りませんでした。

「恬」テン
やすい。やすらか。やすんずる。しずか。
あっさりしている。こだわらない。

「恬淡」(てんたん)
こだわりがなく、あっさりしている。

「恬然」(てんぜん)
物事にこだわらず平然としているさま。


「あっさり」の語源
「浅し」(あさし)の語幹「あさ」+ 接尾辞「り」
→「あさり」→ 促音挿入 →「あっさり」
接尾辞「り」は、
「さっぱり」「うっかり」「まったり」等の「り」と同じ。

「さっぱり」の語源
「爽やか」(さはやか)の語根「さは」
→ 促音化して「さっぱ」(副詞)
→ 近世頃から「さっぱり」


・獏とした不安(ばくとした ふあん)
・厳に戒める(げんに いましめる)
・寂として声なし(せきとして こえなし)
・機を見るに敏(きをみるにびん)
・明にして寛(めいにしてかん)
「明なれども、察に及ばず 寛なれども、縦に至らず」
明晰ではあるが、あまり細かいところ(察)まで見過ぎない。
寛大ではあるが、放縦ではない。

こういった引き締まった表現もいいですね。


話しは変わりますが、
私は「舟運」という語を最近知りました。
東京都が船の活用を進めているというニュースの中で耳にしました。

「舟運」(しゅううん)
舟による交通や輸送。

「舟」-- 小型で手漕ぎのもの。
「船」-- 大型で動力がついたもの。


東京都は2016年度から
舟運が身近な観光・交通手段として定着し、
水辺のにぎわいを創出する取組を進めています。










【関連する記事】
posted by 空凛 at 08:00| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。