2019年10月20日

女房ことば(にょうぼうことば)

室町時代初期頃から、
宮中に仕える女房によって使われ始めた独特の言葉。
女房ことば=御所ことば
女房ことばにはいくつかの形があります。

●頭に「お」が付く
おむすび = 握り飯
おひや = 水
おでん = 田楽
おかき = かき餅
おしょうじもの = 精進料理
おつくり = 刺身
おまな = 魚 まな=魚
おいしい = 旨い いし=好ましい
おかゆ = 粥
おじや = 雑炊
「じや」は煮える音、
「じやじや」と時間をかけて煮ること。
おかず = 惣菜
数をとりそろえる意。
おみおつけ = 御+御+御つけ = 味噌汁
「つけ」は “吸い物” や “味噌汁” のこと。
おつむ = 頭
頭を意味する「つむり」から。
おめしもの = 着物、服
おみあし = 足
おなか = 腹
おなら = 屁 “お鳴らし” から。
おこた = こたつ

●接尾語「もじ」が付く
すもじ = すし
いもじ = イカ
たもじ = 蛸
のもじ = 海苔
さもじ = 砂糖
おぐし/かもじ = 髪
おめもじ = 面会

●接尾語「もの」
おながもの = うどん
おしろもの = 塩

●省略
たけ=タケノコ
にゃく=こんにゃく

●畳語(じょうご) 重ね語
おかか = 鰹節
かずかず = 数の子
いしいし = 団子
うきうき = 白玉
おするする = ご無事に(擬態表現)
おにぎにぎ = 賑やか


いとひき = 納豆
きなこ = 豆の粉 “黄なる粉” から。

●世俗的な言葉を避ける
おたから = 銭、現金
むつかしい = 値段が高い
こしらえる = 買う

位によって、使う言葉が変わります。
天皇がお詠みになった和歌 ---「御製」(ぎょせい)
皇后 ---「御歌」(みうた)
その他の皇族方 ---「お歌」
その他 ---「歌」

「おこわ」は「強飯」(こわいい)から来ています。
日本では中世まで、
ご飯は “炊く” ものではなく “蒸す” ものでした。
蒸し飯は炊いた飯に較べて米が含む水分量が少ないため、
ご飯が固い = “こわい”
室町時代辺りから、米を炊く事が一般的になり、
蒸したご飯を「強飯」と呼ぶのに対し、
炊いたご飯を「姫飯」(ひめいい)と呼びました。

ご飯といえば、
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posted by 空凛 at 08:00| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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