2008年04月06日

乙なもの

・乙な人
・乙な味
・乙なことを言う
最近、あまり「乙な・・」を耳にすることもなくなりましたが、
この「乙」は、甲に対してランク下の意味ではありません。

邦楽で高い音域の音を「甲」(かん)といい、
それより一段低い音を「乙」といいます。
低くて渋い声を「乙な声」といい、むしろ「甲高い声」よりも良いとされました。

「乙」
1、ちょっと気がきいていて趣のあるさま。
2、ちょっと変わっているさま。妙だ。

そういえば、甲高い声というのは 音域の「甲」なんですね。
posted by 空凛 at 22:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
甲なものは、人々が一流と認めるものです。でも甲なものは、いいものだけど、面白みがない。だいたい同じに個性が無いものになりがちです。そこで、ちょっと趣向を外して、変わったもの、変化のあるもの、遊び心のあるものを使うと、「乙な」感じになるようです。
Posted by at 2011年12月10日 00:09
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