・今月末をもちまして、閉店いたします。
・書中をもちまして、ご挨拶申し上げます。
・お蔭様をもちまして、十周年を迎えることができました。
これらの表現は丁寧な表現として正しいと思っていました。
ところが、
「〜をもって」は助詞の「で」に相当する言葉で、
「〜もちまして」と丁寧表現にするのは誤りなんだそうです。
「をもって」は「を」と「もって」が連合したもので、
助詞の「で」とほぼ同じ働きをするもの。
“助詞相当連語”などと呼ばれます。 (初めて聞きました)
助詞相当連語は一つの単語として慣用固定化したものなので、一般に敬語表現が入ることはないのですが、
丁寧語の「ます」を入れる言い方が広まっています。
他にも、
について → つきまして
によって → よりまして
において → おきまして
改めて → 改めまして
先生にとって → 先生にとられましては
などは、敬語の過剰表現にあたるそうです。
サービス業などのいきすぎた丁寧表現が伝染してきているのでしょうか。
とは言え、あまりにもこのような言い方が普通になってしまっているので、正しく改めるのは難しそうです。
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